ルーン解釈No.6ケン
炎を意味する文字です。
ケンは炎、燃えるような熱を意味します。
ケンが示す心の状況は、占い対象の時間軸によって変化します
過去の自分を占ったときには
『その時には燃え盛っていたが、現在は燃え尽きている可能性があり、新しい状況を作っていく必要がある』
現在であれば
『現在、燃え盛っており、いずれ燃え尽きるため、その心構えが必要』
未来であれば、
『現在の状況が進み、燃え盛るほどの勢いに達する』
となります。
炎・熱は生活に欠かせないもので、熱意は活力を生み出します。
ですが、行き過ぎれば燃え尽きてしまうのです。
ただ、その状況は必然であり、憂慮するものではなく、
その次の新しい状況を生み出すための力なんですね。
燃え尽きた世界樹から火の鳥が産まれるように、
素晴らしい成果を生み出すためのエネルギーがケンにはあります。
逆位置
逆位置では、炎が消え、熱が冷めることを意味します。
熱意をもっていた何かが消えてしまう事ですから、
恐らくそれはつらいことです。
ですが、自分の心の奥底では、それはもう『不要』な熱意のはずです。
そのことに対して、冷静になることが必要だったのです。
冷製になって、やはり不要であると判断しても、無駄なことはありません。
そこまでの経験が必要不可欠であったはずで、『自分に必要』なことが
既に済んでしまったわけです。
今は次の状況に移るために、冷静に自分を見つめ直すことが必要です。
冷静になれるからこそ、次に熱意を向ける何かを見つけることができます。
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